盗まれた神話:記・紀の秘密 (古田武彦・古代史コレクション 3)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623051854

作品紹介・あらすじ

『古事記』『日本書紀』のなかの主要なもの、ことに神話を中心にこれまでの議論の矛盾や無視されてきた疑問点を洗い出し、九州を主舞台とした最古王朝の存在を明らかにする。『記・紀』の史料としての素性から、内容の真偽までを徹底的に再検証する。長文の書き下ろし「日本の生きた歴史」を新たに加えて、待望の復刊。

感想・レビュー・書評

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  • 初版を読んだ。目から鱗である。旧国名、地名、方言。平成の大合併により人工的で縁も所縁も歴史観もないニューファミリー的地名に変えられているが、もっと歴史の謎に迫ろうよ。

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著者プロフィール

1926年、福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部日本思想史科において村岡典嗣に学ぶ。長野県立松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立落陽高校教諭を経て、1980年、龍谷大学講師、1984‐96年、昭和薬科大学教授。
〈著作〉 『「邪馬台国」はなかった――解読された倭人伝の謎』(朝日新聞、1971年、朝日文庫、1992年)、『失われた九州王朝――天皇家以前の古代史』(朝日新聞、1973年、朝日文庫、1993年)、『盗まれた神話――記・紀の秘密』(朝日新聞、1975年、朝日文庫、1993年)、『古田武彦著作集 親鸞・思想史研究編』全3巻(明石書店、2002年)、『古田武彦・古代史コレクション』(ミネルヴァ書房、2010年~)、『卑弥呼〈ひみか〉――鬼道に事え、見る有る者少なし』(ミネルヴァ書房、2011年)

「2012年 『わたしひとりの親鸞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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