はじめて学ぶラテン文学史 (シリーズ・はじめて学ぶ文学史 7)

制作 : 高橋宏幸 
  • ミネルヴァ書房
3.50
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本棚登録 : 25
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623052530

作品紹介・あらすじ

ギリシア文学の継承者にして、中世近世ヨーロッパ文学の母胎でもあるラテン文学を、叙事詩、抒情詩、喜劇、悲劇、風刺詩、恋愛詩、弁論・修辞学、教訓文学、書簡文学、歴史など、ジャンル・形式別区分けという斬新な視点から現代に甦らせる画期的テキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 世界の秩序と死すべき存在の人の生を有意味にする生き方の探究
    古典古代の2つの分岐点
     ホメロスの叙事詩の成立
     ローマによるギリシャ文化の受容
    フーマーニタース(人間であること)
     死すべき存在であることから生まれる人の情け
     為すために必要な相互理解と約束の履行→言葉に重き
     →諸学を究めることで獲得される全人格的教養(キケロ)

  • ヨーロッパの文学を知るには欠かせないラテン文学についての,専門家による入門書。ジャンルに分けて解説されているので見やすいところもある。

  • 面白かった。ギリシアとは違ったよさがあるんですね、ラテン文学。

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著者プロフィール

(たかはし・ひろゆき)
1978年岐阜県生まれ。演劇批評家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻准教授。世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」講師。座・高円寺劇場創造アカデミー講師。俳優座カウンシルメンバー。『テアトロ』『図書新聞』などで舞台評を連載。評論に「アゴラからアゴーンへ 平田オリザの位置」「マイノリティの歪な位置 つかこうへい」(『文藝別冊』河出書房新社)、「海のノマドロジー『国性爺合戦』をめぐって」(『舞台芸術』vol.22)「プレ・ アンダーグラウンド演劇と60年安保 武井昭夫と福田善之」(『批評研究』)、「原爆演劇と原発演劇」(『述』)など。Asian Cultural Council フェロー(2013年)、司馬遼太郎記念財団フェロー(第6回)。

「2022年 『国を越えて アジアの芸術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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