絶対役立つ教養の心理学:人生を有意義にすごすために

制作 : 藤田哲也 
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623053384

作品紹介・あらすじ

教養の心理学の教科書は、映画の予告編集ではなく、短編集であるべきだ!本書は、心理学を専攻しない読者を主に想定し、心理学の基本的で重要な内容を一通り学ぶ中で、その知見の持つ意味や、実生活の中でそれがどのように役立つのかが具体的に分かるように解説している。もちろん、専門的に学ぶ人にも、心理学の魅力を知ることの出来る入門書となる。

感想・レビュー・書評

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  • A5判美装カバー/226頁 2009年4月刊行
    本体:2,400円(税別)
    ISBN 978-4-623-05338-4

    心理学を専攻しない読者を主に想定し,心理学の基本的で重要な内容を一通り学ぶ中で,その知見の持つ意味や,実生活の中でそれがどのように役立つのかが具体的に分かるように解説。専門的に学ぶ人にも,心理学の魅力を知ることの出来る入門書。

     【本書のポイント】
    ◎ 「理論をどのように実践に活かせるのか」がわかる
    ◎ 各章に「もっと詳しく知りたい人のための文献紹介」つき
    ◎ 各章が1回の授業で扱うのにちょうどよい内容・ページ数
    http://www.minervashobo.co.jp/book/b49873.html


    【簡易目次】
    第0章 はじめに
    第1章 上手に見る・上手に見せる
    第2章 物忘れを克服しよう
    第3章 人とのかかわりを楽しもう
    第4章 自分でやる気をコントロールしよう
    第5章 メタファーやアナロジーを使った表現に挑戦しよう
    第6章 悩みながら成長しよう
    第7章 どのような道を歩んできたのか
    第8章 人を支える,人に支えられる
    あとがき
    さくいん



    第0章 はじめに
          ―― 教養としての心理学が目指すもの
     1 「教養の心理学」が教養として目指すべきもの
     2 この本の構成と執筆方針 
    第1章 上手に見る・上手に見せる―― 知覚のしくみ
     1 人間の目の性質を知る
     2 人間の目が世界をとらえるしくみ
     3 視覚の法則性を知る
     4 本章のまとめ
      コラム 1-1:人間の眼球運動の不思議
      コラム 1-2:2種類の混色と「三原色」
    第2章 物忘れを克服しよう―― 記憶のしくみ
     1 人間の記憶の基本的なしくみ
     2 確実に覚えるために:意味づけと分散の効果
     3 行為のし忘れのしくみ
     4 本章のまとめ
      コラム 2-1:無意識的で自動的な記憶~潜在記憶と顕在記憶~
      コラム 2-2:「ついうっかり」はなぜ起こる? ~アクションスリップ~
    第3章 人とのかかわりを楽しもう――対人関係の心理学
     1 他人を理解する第一歩
     2 好きな人との出会いは運命的なもの?
     3 認知の一貫性
     4 相手の気持ちを動かそう!:説得による態度変化
     5 本章のまとめ
      コラム 3-1:血液型と性格
      コラム 3-2:サークル活動と恋愛
    第4章 自分でやる気をコントロールしよう
         ――動機づけのメカニズム
     1 動機づけのメカニズムとは
     2 行動から動機づけを変えていこう
     3 やる気を引き出すことばがけ
      コラム 4-1:内発的vs.外発的 その1 ~あなたのやる気の源はどっち?~
      コラム 4-2:内発的vs.外発的 その2 ~報酬がやる気をダメにする?~
      コラム 4-3:内発的 vs. 外発的 その3~やる気を引き出すことばがけ~

    第5章 メタファーやアナロジーを使った表現に挑戦しよう
          ――思考のしくみ
     1 メタファーとは
     2 メタファーを使った表現に挑戦
     3 アナロジーとは
     4 新しい考えを生むアナロジー
     5 本章のまとめ
      コラム 5-1:社会的な場面でのアナロジー
       
    第6章 悩みながら成長しよう――青年期の心理学
     1 「青年」という時期
     2 自分について悩む
     3 対人関係で悩む
     4 本章のまとめ
      コラム 6-1:アイデンティティ地位
    第7章 どのような道を歩んできたのか――発達心理学
     1 思考の発達
     2 ことばの発達
     3 人との関係づくり
     4 本章のまとめ
    コラム 7-1:子どもをもつときに考えること
    第8章 人を支える,人に支えられる――臨床心理学
     1 心の不調をどう理解するか
     2 心の不調にはどういう手立てがあるか
     3 臨床心理学を日常生活に活かすには
     4 支えあいの心理学に向けて
    コラム 8-1:臨床心理学の先駆者たち
    コラム 8-2:内観ワーク
    コラム 8-3:カウンセラーになるには
    あとがき
    さくいん

  • 知覚,記憶,対人関係,動機づけ,思考,青年期,発達,臨床
    内容を絞って,平易な文章で解説している。

  • 大学の教科書と思われる。タイトルが大袈裟ですが、シンプルな心理学の教科書。人生とは何か、どこからきたのか。心理学は奥が深い。

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著者プロフィール

2023年2月現在
岐阜聖徳学園大学短期大学部幼児教育学科専任講師

「2022年 『「そだちあい」のための子ども家庭支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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