日記で読む日本中世史

  • ミネルヴァ書房
3.25
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本棚登録 : 40
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623057788

作品紹介・あらすじ

古来より日本人は膨大な日記を書き残してきた。この日記こそは、日本の歴史や文化を本格的に学ぶ際に欠かせない史料である。本書では、平安後期から戦国期までの約五百年間の重要かつ特徴ある日記一六点を取り上げ、最先端の研究者が分かりやすく紹介する。また、同時代の日記についても近年の成果や情報を巻末に盛り込んだ有用な一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 次回、借りなおすね

  • 中世の公家の日記について解説した本。
    私は御堂関白記、紫式部日記、枕草子しか知りませんでした。

    だから意外と数々の日記が記されていて驚きました。
    日本人って書くことに対してはすごい情熱を昔から持っているんですね。

    また今と違い公家の儀礼などに関して書きためるというのが理由でそれが家の誇りだったようです。

  • 中世史を研究するうえで公家の日記は重要資料。
    ……ですが、お公家様は900年後まで自分のプライベートの記録が残り、研究対象になるなんて思わなかっただろうな。うかつなこと書けませんね。
    あの世でいたたまれない思いをしている方々、多いんじゃなかろうか。

    ◇お茶の水女子大学OPAC
    http://www.lib.ocha.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB07425778

  • 日本の中世から戦国期までの主だった日記を当代の第一線の研究者が丁寧な解説とともに、その特徴を述べております。
    貴族や僧の日記から見えてくる、様々な歴史の姿を思うと、
    変な「Tがドラマ」を見てる暇があったら、ぜひとも一読してほしいという本です。
    素人にはとっつきにくい日記ではありますが、この本でベースをつくり、原本に取り組めると理想ではありますね。
    私のお勧めは「玉葉」。もうひとつの平家物語とおもっております。

  • 図書館の書棚にあったので、つい借りた。

    拾い読み。
    多少とも知識があったのは「明月記」(定家)のみ。

    中世の日記の特徴
    <自分や子孫が儀式の現場に臨む際の先例の典拠や作法のマニュアルとなるように記されはじめた>
    <貴族たちは自身の日記に詳しく儀式を記録するばかりでなく、代々の父祖の日記を集積し、さらに他人の、特に優れた日記をできるだけ集めようとした>  P5

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プロフィール

1954年兵庫県生まれ。1983年京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。1995年京都大学博士(文学)。 現職京都大学大学院人間・環境学研究科教授。 ※2013年5月現在【主な編著書】『源義経』(吉川弘文館、2007年)。『河内源氏 頼朝を生んだ武士本流』(中央公論新社、2011年)。『平清盛と後白河院』(角川学芸出版、2012年)

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