ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛: 市民社会の現代思想

  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623057801

作品紹介・あらすじ

「友愛」という言葉は、ともすれば日本の国内のみで流通・消費されているキーワードのように思われるが、ポストモダンの思想の先にたどり着いたものである。思想の「バブル」の如く、消え去ったかに見えた構造主義に代表される現代思想の系譜は、水面下で確実に続き、混迷を極める今、再び日の目を見ようとしている。デリダはなぜ、「友愛の戦略」を打ち立てたか。そこに至るまでの思想家の知的格闘の軌跡を描き出し、ヘゲモニーの先にある、可能なる市民社会の姿を描き出す。

著者プロフィール

明治大学経営学部教授。経済学博士。
1953年、宮崎県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院経済学研究科修了。東京大学社会科学研究所助手、小樽商科大学商学部助教授を経て、現職。
主要著書:『「労働力」の成立と現代市民社会――近代日本の歴史認識Ⅱ』(編著、ミネルヴァ書房、2016年)、『ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛――市民社会の現代思想』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、『近代・労働・市民社会――近代日本の歴史認識Ⅰ』(ミネルヴァ書房、2005年)、『製糸同盟の女工登録制度――日本近代の変容と女工の「人格」』(東京大学出版会、1990年)

「2020年 『無意識 うんこの名の隠喩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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