一人称小説とは何か−異界の「私」の物語 (MINERVA 歴史・文化ライブラリー)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623060795

作品紹介・あらすじ

「私」とは誰か?一人称形式の小説を読み解くさいの鍵となる「異化」作用について、イギリス小説を中心に考察する。語り手の設定によって創造された虚構の世界では、人間の在り方にどのような新しい光が当てられ、いかなる実相が照らし出されるのだろうか。本書は、死者や怪物、動物をはじめ、さまざまな「私」の物語世界へと誘う。

感想・レビュー・書評

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  • ロシアン・フォルマリスムの理論に則って、様々な語り手を設定することで生じる異化作用について分かりやすく解説してある。おすすめ。

  • 小説の異化作用について、近代以降のイギリス小説を題材に語っている。たいへん読みやすく、また挙げられている作品数も多い上に細かく面白みが解説されているので、イギリス文学入門書としてもいいと思う。

  • 1000 文英堂

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著者プロフィール

廣野 由美子 (ひろの・ゆみこ):一九五八年生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学文学部(独文学専攻)卒業。神戸大学大学院文化学研究科博士課程(英文学専攻)単位取得退学。学術博士。専門はイギリス小説。著書に、『批評理論入門』(中公新書)、『小説読解入門』(中公新書)、『深読みジェイン・オースティン』(NHKブックス)、『謎解き「嵐が丘」』(松籟社)、『ミステリーの人間学』(岩波新書)など。

「2023年 『変容するシェイクスピア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣野由美子の作品

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