日本に生きる移民たちの宗教生活: ニュ-カマ-のもたらす宗教多元化 (MINERVA社会学叢書 38)

制作 : 三木 英  櫻井 義秀 
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623063185

作品紹介・あらすじ

ニューカマーと総称される外国からの移民が増加している。彼ら移民たちは日本人の想像をはるかに超えて宗教的な生活を営んでいる。新たな隣人を理解し、共生を模索するにあたって、宗教について考えずに済ますことはできない。本書は、ニューカマー研究にとってきわめて重大ごとでありながらこれまで正面から論じられることのなかった宗教生活の問題に焦点化して、日本における移民を論じる。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事の関係で読了。

    学術書としてではなく、現地調査のレポートとして読むことで、この本の価値はぐんと上がるはず。

  • 不勉強で類書を見かけたことがないのだが、やや荒いデータはともかくとして日本に生きるニューカマー達の信仰活動についての大変な参考になった
    各著者陣の引き続きの研究に注目していきたい

  • 移民の宗教で、これまでになかったものと言えば,イスラム教が中心の本だと思った。

    キリスト教,仏教でも、従来なかったものをかなり詳細に取り上げている。

    移民だけでなく、日本人の信者を獲得している宗教もある。

    「ニューカマー」だけが齎すものではないところに、
    宗教多元化の課題があるのではないだろうか。

    多神教,複数の宗教の混在が日本の文化であるのなら、
    いろいろな宗教を受け入れ可能なのではないだろうか。

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