西田幾多郎: 本当の日本はこれからと存じます (ミネルヴァ日本評伝選)
- ミネルヴァ書房 (2013年3月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623066148
作品紹介・あらすじ
西田幾多郎(一八七〇〜一九四五)哲学者。京都学派の祖。明治期の青年の意気に燃えつつも、落伍者の悲哀をなめ続けた人生の前段。京都帝国大学の哲学講座で思索に沈潜した大正期の、人生の中段。学問的名声に包まれ、しかし家庭では悲惨に見舞われ続けた昭和期の、人生の後段。再婚で癒されつつも、太平洋戦争の空襲下に絶命した晩年。本書はこの西田の人生と時代の全貌を描き切る。
感想・レビュー・書評
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「西田哲学」と呼ばれる独自の思想体系を構築した西田幾多郎。その「書簡」と「日記」と「短歌」から、これまで知られていなかった西田の内面史と人生軌跡が、そして西田を包む日本近代の激烈な現実が浮かび上がります。
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