経済学 わが歩み 学者として教師として (シリーズ「自伝」My Life My World)

  • ミネルヴァ書房 (2013年10月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784623067138

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  • 289.1||Ko

  • 東大経済の論客として知られた小宮氏の自伝。落ちこぼれ、体が弱い幼少期。不勉強だったのに東大卒業式で答辞で読むことになった話。自慢たらしい面は全くなく素直に人生の不思議を感じた。経済学者になったことも本当に偶然のようであり、米国ハーバード留学で英語に苦労したというが、都留重人に「1年で帰るのはもったいない」と言われ、更に留まったことが人生の飛躍を生んだという。「通念の破壊者」の面目躍如とした知的刺激にも富む。英語が今でも苦手だという告白、そしてクリスチャン経済学者・隅谷三喜男への尊敬の言葉には人間性を感じる。東大そして青学でのゼミの教育も興味深い。著者によれば、「ゼミ論は自分自身の積極的な主張を必要なデータによって裏付け、論理的に展開した「エッセイ」あるいは「試論」である。」

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著者プロフィール

東京大学名誉教授青山学院大学名誉教授

「2013年 『経済学 我が歩み 学者として教師として』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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