三好長慶:諸人之を仰ぐこと北斗泰山 (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623070725

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  • 三好長慶の事績と、その一族や領国支配について詳述されている。織豊期に先立つ、足利将軍を頂点とした社会秩序に対する挑戦者としての三好政権がどのように成立していったかが良く分かる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/711940

  • 三好長慶死去までの三好家について。 松永久秀は軍記物での悪評がひどい。

  • 三好長慶の業績や人物を、点在する歴史的書物等から摘み上げて統轄した良書。淡々とした筆致は感情移入の点では善し悪しだが、客観性を保とうとする著者の意志のあらわれでもあろう。この本を読んだ後、43歳で彼が死んでいなかったら戦国の近畿はどうなっていたか、などと想像するのも楽しい。
    (図書館にて借り出し)

  • (信長の野望世代としては)三好長慶と松永久秀の印象がぐっと変わる一冊

  • 室町幕府に挑み続けた勇将、戦乱の天下を治めた生涯とは
    三好長慶(1522〜1564)戦国時代の武将。
    足利将軍を追放して首都京都を制圧した。堺を基盤に近畿・四国で十三か国に勢力を伸ばした長慶の新しい政治政策は織田信長の先駆けとされる。連歌に優れ、文化人としての逸話も多い。

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著者プロフィール

天野忠幸(あまの・ただゆき)
1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。
現在、天理大学文学部准教授。
主な著作に、『三好長慶』(ミネルヴァ書房、2014年)、『増補版 戦国期三好政権の研究』(清文堂出版、2015年)、『三好一族と織田信長』(戎光祥出版、2016年)、『荒木村重』(戎光祥出版、2017年)、『松永久秀と下剋上』(平凡社、2018年)、『列島の戦国史4 室町幕府分裂と畿内近国の胎動』(吉川弘文館、2020年)、『三好一族』(中央公論新社、2021年)、『戦国武将列伝7 畿内編上』(編著、戎光祥出版、2022年)などがある。

「2023年 『戦国武将列伝 8 畿内編【下】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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