山名宗全 金吾は鞍馬毘沙門の化身なり (ミネルヴァ日本評伝選)

山本隆志

• ミネルヴァ書房 (2015年4月10日発売)

感想・レビュー・書評

[his360さんの感想 · 2023年1月17日]

応仁の乱勃発時の山名氏当主である宗全の事跡を同時代史料を中心として詳細に辿ると共に、その活躍の背景となった当時の都市京都の様相についても詳しく検討されている。一族や被官についての記述も詳しい。乱の前史への理解を深められる内容。

[jericoさんの感想 · 2021年11月11日]

中々情報量が多いので、整理をして読み進めるのに苦労したが、時代背景も含めて理解した上で、事件やエピソードを通して山名宗全という人物を理解しなければならないので、やむを得ないのだけれども。
それでも残っている情報量が少ないので、知識欲はさらに刺激される。

著者プロフィール

筑波大学名誉教授

「2015年 『山名宗全 金吾は鞍馬毘沙門の化身なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」