世界の貧困・日本の貧困:国際比較 世界と日本の同じと違いを考えよう! (シリーズ・貧困を考える)
- ミネルヴァ書房 (2017年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623079216
作品紹介・あらすじ
第1巻では、日本や世界じゅうの貧困のようすについて豊富な写真や資料で、地域ごとの特徴を見ていきながら貧困の実態にせまる。戦争や病気、異常気象など貧困の原因となる社会問題や歴史的背景についても解説する。
感想・レビュー・書評
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貧困は絶対的貧困と相対的貧困に分けられる。
日本は相対的貧困が進んでいるが生活保護があるため飢餓に直面することは少ない。
HDI(人間開発指数)やODA(政府開発援助)等の指標を読み解き、日本と他国を比較して自分の現状を理解することが大切と感じた。 -
国連では毎年各国の「豊かさ」の数字を発表している。人間開発指数(HDI)の3つの基準。
・どのくらい健康で長生きできるかどうか
・よい教育を受けているかどうか
・人間らしい生活ができる収入を得ているかどうか
2014年時点の1位ノルウェー、2位オーストラリア、3位スイス、、日本20位 -
SDGs|目標1 貧困をなくそう|
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世界と日本の貧困問題について、分かりやすい文章と豊富な写真で多角的に解説し、3巻構成で色々な角度から考える。
2015年、日本の子どもの6人に1人が貧困状態にあるという記事が新聞に載りました。ですが正直ピンときません。正直『貧困』と聞けば、アフリカなどの映像が浮かんでしまいます。発展途上国の貧困は生きていくのが困難な『絶対的貧困』であり、日本で貧困層とは言っても国内の中で比較した『相対的貧困』なので彼らに比べれば豊かな暮らしと言えます。日本は全体的にレベルが高いだけで、生活保護などの社会保障もあるのでそう問題にするレベルではないのではないのか?正直私もそう考えていました。
ですが、本当にそうなのでしょうか?気付けない問題があるのではないのでしょうか。まずは実態を知らなくてはいけません。最後まで読んだとき、私の考え方は変わっているのでしょうか…