現代中国経済論[第2版] (2)

  • ミネルヴァ書房 (2018年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784623082247

作品紹介・あらすじ

本書は中国経済の現状を多角的に分析し、平易な文章による解説で定評を得た『現代中国経済論』を全面的に改訂したものである。改革開放、冷戦の終結などを経て、中国は世界第二位の国内総生産を誇る経済大国となった。しかし、国内にはいまだ多くの矛盾がある。今回の版では、中国経済の「二重の罠」や、「一帯一路」構想など、最新の動向にも触れながら中国経済の全容を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 「相互交流の困難な隣人」を複眼的に見る事により理解する事を主眼とし、最新の情報を盛り込んでいる。政治に比べると経済は事実ベースでニュートラルに説明可能なので、まずはこのレベルの事実関係を押さえてた上で、政治談議をすればよいのかと。そもそも、中国経済を知らずして、国際経済・国際政治は語れないだろうし。

  • 東2法経図・6F開架 332.22A/Ka23g//K

  • 良くも悪くも学者先生が書いた中国経済論。図表やデータは多いが、制度についての分析が少ないため、片手落ちの印象。

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著者プロフィール

1970年生まれ。2001年、神戸大学大学院経済学研究科より博士号取得。神戸学院大学経済学部講師、助教授、神戸大学大学院経済学研究科准教授などを経て、現在、神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国の財政・金融。著書に『現代中国の財政金融システム――グローバル化と中央-地方関係の経済学』(名古屋大学出版会、2011年、大平正芳記念賞受賞)、『中国経済講義――統計の信頼性から成長のゆくえまで』(中公新書、2018年)などがある。

「2025年 『不平等・所得格差の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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