講座 社会人教授入門 方法と戦略

  • ミネルヴァ書房 (2019年2月16日発売)
3.33
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (268ページ) / ISBN・EAN: 9784623084692

作品紹介・あらすじ

社会的な地位と安定的な収入が得られる憧れの職業、大学教授。ベストセラー『大学教授の資格』で世に大学教授のあるべき姿を問い、「社会人教授」研究の第一人者である著者が満を持して、社会人から大学教授になるための実践編を著した。大学の実態や大学教授のライフスタイル、求められる資質を明らかにしたうえで、具体的かつ詳細な戦略的勉強術を指南。教育業績や研究業績をつくるには? 専門書の読み方は? 大学関係者と人脈をつくるには? 社会人教授の事例研究も備え、これ以上はない手引書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やろうと思わせてくれる内容でした。

  • 大学教員とはかくあるべき、という覚悟を具体的に問うてくれる本。著者の願望的な主張がやや目立つのが気になったが、実際に企業人等から教授となった方々へのヒアリングもあるなど、他に類の無い本だと思う。
    メモ:
    ・自分の研究活動だけでなく、教育活動や学内行政活動、学外の委員会や審議会など多くの仕事をこなすには、相当な強いモチベーションが必要。何よりも、自分の研究テーマに対して昼夜を問わず没頭する情熱と覚悟が必要。
    ・「知的好奇心」「知的執着心」「知的継続力」が必要。毎月2冊は自身の分野の学術的な著作を読む、周辺テーマに関連する新書等は週2冊は読む、
    ・社会人が大学教授になるための最強な戦略は、自分自身の能力や知見を世界最強水準に高め、それを世界に認めさせること(一人の教授の意見として)。
    ・企業に勤めその分野の経験と専門知識を持っていたとしても、大学がそれを評価するための客観的な対象物がなければ何もしていなかったのと同じこと。論文等への投稿が結局必要。
    ・未開拓の分野を見つけ出すべし!他の研究者がやっていない研究テーマを探し出し、その分野で自分が第一人者になるよう他人の3倍努力すること。競争の少ない分野で業績をあげることも最強の戦略の一つ。
    ・近年、「実務家教員養成課程」がスタートしている(今後も社会的な動きがあるかも)

  • 『大学教授の資格』
    学会に入会する。学会の事務局に相談する。その学会が日本学術会議の協力学術研究団体であること。日本学術会議のwebサイトにある。
    偽装公募=公募期間が短い、専門分野が限定されている、など。
    『一勝100敗あるキャリア官僚の転職』

  • 研究活動のため外部資金を獲得することは研究者としての大学教授に最も必要とされる義務の1つ。過去の研究業績が評価されなければ、外部資金を獲得することができない。
    大学教授は公共的な知的資産。
    大学教授になれるのは、努力家、教育熱心、研究熱心、批判的視点を持てる人、執筆力、表現力、社会倫理性を重んじる人。

  • これからの社会人教授の「適格性」要件
    1.社会経験が5ー10年以上
    2.当該専門分野の専門家であること
    3.博士号の取得
    4.学会報告が5-10回以上
    5.学術的著作・論文が、最低、単著1冊、編著2冊、共著3冊、論文15-20本程度、国際的な研究誌に外国語論文2本以上発表していること

    研究論文(研究テーマの設定、研究課題の明確化、先行研究の整理と分析、研究方法の明確化、資料の収集・分析、仮説の設定(課題解決の予測)、仮説の検証(定量的・定性的方法)、結論の考察(自己主張の明確化)

    専門書を読む(単著を熟読、編著書)
    情報収集:ニュース(テレビ、新聞、インターネット、googlenewsなど、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、英国のザ・タイムズ、ファイナンシャル・タイムズの電子版、NHKBS1の海外ニュース)
    読書力:最低2冊は学術書を読む。研究周辺で新書等週2冊、月8冊。読書ノート
    執筆力;まずは読書ノートから
    討議力:議論の論理性・説得性を競う
    本を出版:単著は論文5-10本分の業績、最低年2本の論文を掲載。

    複数の専門分野
    日本学術会議の協力学術研究団体 
    研究者ネットワーク、知のストック、研究費(学内、学外)、研究ノウハウ、情報(Reedで研究者、ndl-opac、webcatで大学蔵書
    学会:日本学術会議で協力学術研究団体に加盟している学会

    教授:単著1冊、編著2冊、論文15-20本(単著は自費出版100-150万円程度でもよい)
    准教授:共著2冊、論文5-10本程度
    専任講師クラス:共著1冊、論文3-5本程度

    書く練習:共著、時事問題をテーマとするエッセイようなもので文章力の訓練に入る
    未開拓の分野、複数の専門分野、グローバルな研究ネットワーク

    大学生のための知的勉強術 あし
    大学生のための論文執筆法 あだこ
    大学生のためのレポート・論文術
    社会科学系大学院生のための研究の進め方 あだこ
    社会科学系のための「優秀論文」の作成術 あだこ
    評価される博士・修士・卒業論文の書き方 あしだこ

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業
[現職]千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。博士(人間科学、早稲田大学)。日本学術会議・連携会員(特任―環境学委員会)
[専門分野]地域社会論/まちづくり論、環境思想論/環境社会論、産業社会論/CSR論・「企業と社会」論、高等教育論
[主要著作]『大学教授の資格』(NTT出版、2010)、『大学生のための知的勉強術』(講談社現代新書、2010)、『環境思想とは何か』(ちくま新書、2009)、『現代地域問題の研究』(ミネルヴァ書房、2009)、『「企業の社会的責任論」の形成と展開』(ミネルヴァ書房、2006)、『環境思想キーワード』(青木書店、2005)、『地域社会形成の思想と論理』(ミネルヴァ書房、2004)など

「2011年 『市民のためのコミュニティ・ビジネス入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松野弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×