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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784623085651
作品紹介・あらすじ
これからの世界経済を読むために??
世界最大規模となった中国金融業の発展プロセスと構造的特徴を理解する。
世界第2位の経済大国・中国は米中貿易戦争の中でも、金融制度改革のスピードを加速させている。本書は、中国の経済・金融改革の変遷を、改革開放、WTO加盟、そして2008年の世界金融危機以降から米国GDPを抜くと予測される2030年頃までの3期に分け、特に近年拡大するモバイル決済、フィンテック、海外で買収を続ける国有商業銀行や人民元の国際化など、中国金融・経済の最先端の実態を詳解。中国金融経済システムの現在と未来を知るために必携の概説書。
感想・レビュー・書評
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2019年に至った時点での中国における金融の状況のまとめてとして、その歴史的な背景も含めて非常に完結にまとめられている。学術的な意味はもちろんのこと、実務的にも役立つものと言える。
本書に書かれていることの実務的なひとつのところに自分自身も係わっていることから、特に手触りの感覚も覚えた。
中国の金融市場は今後ますます展望があると、個人的にはそのように考えているが、日本の金融機関はその果実を多く得ることはないだろう。
隣国に対する理解があまりにも軽薄なのである、というか、実際とは違う理解をしている。日本人には本場の中国料理の味付けは合わないのか、香辛料を入れずに日本風味のものを美味しいと言っているからか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:338.22A/O27c//K
著者プロフィール
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