越境する歴史家たちへ 「近代社会史研究会」(1985-2018)からのオマージュ

  • ミネルヴァ書房 (2019年5月30日発売)
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  • 本 ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623085668

作品紹介・あらすじ

あたらしい歴史学をもとめて 
「近社研」という夢の軌跡
かつて社会史を「控えめな合言葉」に、京都に集った研究者たちがいた。
270回を超える例会、500前後のテーマをめぐって繰り広げられた議論、その軌跡を当事者の言葉でたどる貴重な記録。

本書は、33年間にわたり関西の研究会文化の雄として知られた「近代社会史研究会」の軌跡を、関係した多くの研究者たちの文章を通じて立体的に描き出す。欧米を中心とした(しかしアジアやアフリカも視野に収める)「近代社会史」という歴史学実践の射程を振り返るとともに、研究会文化の切り口から「現代社会史」として見つめ直し、社会史の歴史と社会史の広がり、他のディシプリンとの連携、そしてこれからの豊かな可能性を展望する。

著者プロフィール

2019年5月現在
京都大学大学院文学研究科元教授

「2019年 『越境する歴史家たちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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