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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784623086399
作品紹介・あらすじ
六角定頼(1495〜1552) 近江の戦国大名。
足利将軍家の後盾となって中央政界に大きな影響力を持ち、北近江浅井氏をも支配下に置いた六角定頼。最盛期には天下人ともいえる存在だった人物の初の評伝。近江に盤踞した謎の佐々木六角一族の足跡を辿る。
感想・レビュー・書評
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当時の書状を多数引用。六角氏は定頼の代が最盛期で、幕府の最高実力者だったことがわかる。
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信長で戦国時代を覚え人間としては六角氏と言えば
義昭を奉じての上洛作戦の前日に信長を裏切り三好氏
が衰退する足利義栄が先に将軍になったエピソードだ
前年の永禄八年に足利義輝暗殺の時に弟一乗院覚慶=
義昭が巻き込まれずに逃げおせた時は「珍重」と無事
を善きことと捉え、自領の矢島潜伏を黙認したが翻意
して捕縛を試みたのだ(前日まで隠し通した)
この六角承禎の親が本書の主人公にして三好長慶より
先に天下人として幕政を仕切っていたと分かり驚いて
いる・・・二度も将軍の討伐を受けた30年後は幕府
の重鎮からの管領(?)まで到達するのが混迷してい
る室町時代なのだろう(´・ω・`)戦国時代の前史 -
六角定頼の事績を中心に、戦国期近江六角氏の歴史をたどる一冊。定頼自身もさることながら、先代高頼・次代義賢も存在感のある人物だったようで、自分の中の同時代史の印象をうまく更新させられたかなと思う。
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東2法経図・6F開架:289/Mi43/195/K
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高頼と承禎、義弼にも触れる。
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