大内義隆 類葉武徳の家を称し、大名の器に載る (ミネルヴァ日本評伝選)

  • ミネルヴァ書房 (2019年10月15日発売)
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本 ・本 (362ページ) / ISBN・EAN: 9784623086788

作品紹介・あらすじ

「文治派」義隆は虚像だったのか?
富と栄達を叶えた男の真実に迫る。

大内義隆(1507年から1551年)戦国大名。
石見銀山の経営や、遣明船貿易を行い、周防山口を西の京と呼ばれるほど繁栄させた義隆。朝廷との交流を深め一族で高い官位を授与された事実や、文治派のイメージを払拭するほどの数々の武功にも焦点を当て、その生涯に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 義隆の事績を追うと共に、分国やその周辺について時系列に沿った丁寧な叙述が非常に面白い。出雲遠征の失敗はあるものの、最終的にはむしろ影響範囲を拡大していて、それでも滅びる時は一瞬であるという戦国時代をある種体現する一人だと思う。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/201/K

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著者プロフィール

1978年 山口県に生まれる
2003年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
2010年 ハイデルベルク大学哲学部博士課程修了
京都大学白眉センター特定助教、関西学院大学准教授等を経て、
現 在、京都大学大学院文学研究科准教授、Dr. phil.(古代史・刻文学)

著訳書:
クリストファー・ケリー『1冊でわかるローマ帝国』(訳、岩波書店、2010年)
Imperial Cult and Imperial Representation in Roman Cyprus (Stuttgart: Franz Steiner Verlag, 2013)

「2024年 『アレクサンドロス以後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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