知りたい!日本の伝統音楽 見てみよう!日本の伝統楽器 (2)

  • ミネルヴァ書房 (2020年3月25日発売)
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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784623088843

作品紹介・あらすじ

伝統音楽とは、その国の歴史や文化、風土のなかではぐくまれてきた音楽のことです。日本の伝統音楽は、いちばん古いもので、1300年も前から受けつがれているといいます。そんなに長いあいだ、失われることなく伝えられてきたというのは、世界でもめずらしいといわれています。また、日本の伝統音楽のなかには、能や歌舞伎といった、演劇的な舞台の伴奏音楽として、大きく発展したものもあります。それらは日本を代表する伝統芸能として、世界から注目されています。
この「知りたい! 日本の伝統音楽」シリーズは、日本の伝統音楽をさまざまな面から取りあげていきます。この本を読んで、みなさんが日本の伝統音楽を身近なものとし、伝統音楽について興味をもち、どんどん調べていってくれることを願っています。
本シリーズ第2巻の本書では、日本の伝統音楽に使われている楽器についてくわしく見ていきます。大むかしから日本にあった楽器をはじめ、中国大陸をへて伝えられ、長い歴史のなかで変化したり枝分かれしたりして生みだされた楽器などを、伝統音楽のジャンル別に分けて、写真とともに紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 箏と三味線のことを知りたくて、借りた。

    系統立った構成でもないけれど、見開きで視覚的に見て読めるので、すいすい読めました。
    「もっと知りたい!」コーナーに知りたいことがありました。龍の姿にたとえられる箏(こと)、三味線のひみつ、唱歌(しょうが)をうたってみよう。
    雛人形の五人囃子は能楽の稽古にはげんでいるそうで、能の舞台と同じ順番にならべられていると知りました。右から謡、能管、小鼓、大鼓、太鼓。
    日本は湿気も多いし四季があるから、楽器も融通がきくようにできているのかな、あそびは大切だしいいなぁ、と思いました。
    索引もついています。

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著者プロフィール

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター(通称:でんおん、伝音センター)
日本の伝統文化を音楽・芸能の面から総合的に研究する国内唯一の公的研究機関
2000年4月開設
伝統文化が集積する京都の立地を活かし、国内外の研究者・研究機関・演奏家等と提携し、学際的な共同研究を定期的におこなう。
研究成果は、出版物のほか、公開講座・伝音連続講座・伝音セミナーを定期的に開催し、解説や実演をまじえて市民に提供。貴重な音源・楽器・文献などの資料収集にもつとめる。所蔵資料は,図書室での閲覧提供もおこなっている

「2020年 『受けつごう! 伝統音楽の今後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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