北条氏綱 勝って甲の緒をしめよ (ミネルヴァ日本評伝選 209)

  • ミネルヴァ書房 (2020年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (354ページ) / ISBN・EAN: 9784623089598

作品紹介・あらすじ

北条氏綱(1487年から1541年)関東の戦国大名。
父・伊勢宗瑞の跡を継いで小田原を本拠とし、武蔵南部から房総を掌握して南関東一帯に小田原北条氏の基盤を固めた氏綱。室町幕府や古河公方から官位を得て有力大名となる一方、先進的な領国経営を確立した生涯を解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 小田原北条氏の二代目、氏綱の評伝。戦国時代を通じた北条氏の基盤を整備し、関東戦国時代の方向性を作る過程が詳述されている。周囲を敵に囲まれながらも領国を拡大し、関東政治の中心へと展開していく姿には圧巻されるものがある。

  • 北条五代の中で、地味ながらも着実に領国を広げ、内治を整備していった生涯を追っている。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/209/K

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著者プロフィール

1965年、東京都に生まれる。1995年、駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授。著書に『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房、2003年)、『戦国大名 政策・統治・戦争』(平凡社新書、2014年)、『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書、2006年)など。

「2021年 『戦国「おんな家長」の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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