先住民 vs.帝国 興亡のアメリカ史:北米大陸をめぐるグローバル・ヒストリー

著者 : アラン・テイラー 橋川健竜

• ミネルヴァ書房 (2020年12月23日発売)

作品紹介・あらすじ

合衆国が生まれる以前の北アメリカ大陸。そこでは先住民たちとヨーロッパの諸帝国による、さまざまなドラマが繰り広げられていた――。本書は初期アメリカ史研究の第一人者による、コンパクトな近世北米大陸史。先住民がときに植民者を脅かし、打ち負かし、また交易相手や戦争時の同盟相手として大きな力を持っていたことが、深い学識に裏打ちされた明快な叙述から鮮やかに浮かび上がる。
●原著　Alan Taylor, Colonial America: A Very Short Introduction. New York: Oxford University Press, 2013

感想・レビュー・書評

[shyamazaki69さんの感想 · 2021年2月21日]

アメリカ建国の歴史について色々な確度から読んできて、ようやくぼんやりと輪郭が掴めてきた感じがします。
この本もなかなか興味深い。ただ、割と薄い割には内容が(一般の日本人にとっては)マニアックなのでアメリカ史とそれを取り巻く世界環境の基礎知識に疎い場合一番初めに読む本としてはお勧めではないです。

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2021年2月12日]

東2法経図・6F開架：250A/Ta98s//K

著者プロフィール

2020年12月現在
ヴァージニア大学トマス・ジェファソン財団講座教授（歴史学）

「2020年 『先住民 vs.帝国　興亡のアメリカ史』 で使われていた紹介文から引用しています。」