楠木正行・正儀:この楠は正成が子なり、正行が弟なり (ミネルヴァ日本評伝選220)

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  • ミネルヴァ書房
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623092215

作品紹介・あらすじ

楠木正行(1323年?から48年)・正儀(1330年?から89年?)南北朝期の武将。
正成の子。兄正行は、父の死後南朝の主力を担い戦場で命を散らす。弟正儀は、兄亡き後楠木一族の棟梁として南朝を支えるも、北朝・室町幕府へ降り、晩年には再び南朝へ帰参する。対照的とされる兄弟の実像を描きだす。

感想・レビュー・書評

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  • 父・正成との逸話や四條畷の戦いの最後で有名な楠木正行と、その弟で南朝と北朝を行き来した事で戦後までも評判の芳しくない楠木正儀、そのような長年の「主観」を排して彼らが発給した文書によってその生涯を跡付けていくのが良かった。特に与えられた官位左馬頭から実質的な「将軍」であった楠木正儀とその一族「東条凶徒」が、北朝の観応の擾乱期から南北朝統一までの期間に繰り広げた四度の京都侵攻や摂河泉・紀伊での長く続いた戦争の様子を時系列にそって把握できたのも良かった。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/220/K

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著者プロフィール

一九七五年三重県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(歴史学)。現在、花園大学専任講師。主要業績:『楠木正行・正儀』(ミネルヴァ書房、二〇二一年、「中世国家と畿内武士」『日本史研究』六五五号、二〇一七年)、『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、二〇一四年)など。

「2022年 『南北朝の動乱 主要合戦全録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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