ロシア文化55のキーワード (世界文化シリーズ7)

制作 : 沼野 充義  沼野 恭子  平松 潤奈  乗松 亨平 
  • ミネルヴァ書房
3.43
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本棚登録 : 47
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623092253

作品紹介・あらすじ

ロシアは豊かな文学と芸術の国であり、日本にも昔からその熱烈な愛好者は多い。その反面、政治的に日本とは複雑な関係にあり、国家としては残念ながら暗いイメージが強く好感度は決して高くない。そのギャップを埋め、ロシア文化の豊かさを大学生や一般読者にもわかりやすく説明し、この国の文化の持つ魅力を引き出したい。
本書は厳選した55のキーワードを切り口にして、広大な土地と長い歴史を持つロシアで発展してきた文化の多様なあり方や日本人のロシアに対する関心のあり方に迫る入門・概説書。

感想・レビュー・書評

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  • 世界文化シリーズ - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/search/s5099.html

    ロシア文化 55のキーワード - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b563372.html

  • 地理、宗教、歴史、芸術、文学、料理や住宅、スポーツなど日常生活、ロシアと日本の深い関係、と7章に分け、49人の執筆者が記述。

    文章のほかに関連する絵画や写真が1ページごとに載っている。白黒なのが残念。

    「シベリア」、の中で「サモエード人の野営地の残骸」1899 コローヴィン絵が目を引いた。白黒なのでカラーで見てみたい。コローヴィン(1861-1939)はトナカイ遊牧民のサモエード人の地を旅した。

    「コーカサスのとりこ」 これは子供の本で題名だけ記憶にあったが、トルストイ、プーシキン、レールモントフが同じ題名で作品を書いている。果たして図書館で見た背表紙は誰の作品だったのだろう。捕虜になるのではなく、コーカサスに魅了され虜になる意味のようだ。 場所はコーカサス(ロシア語でカフカス)は、東西を黒海とカスピ海に囲まれたところ。総面積44万平方キほどの大地峡。18-19世紀に激しい戦争を経てロシア帝国に併合され、その一部でチェチェンでソ連崩壊後独立戦争が起きたが、1994-2009年に及んだ。現在北半分はロシア領、南半分はアゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア(ロシア語でグルジア)の独立国家となる。風光明媚な鉱山地帯で温泉もわき、ソチもこの地。

    レールモントフは文学だけでなく絵画を残していて、3点紹介されている。


    2021.6.25初版第1刷 図書館

  • 暑いので、頭がついていけない。のは、ロシア的なものと暑さの相性がよくないからだろうか?
    たくさんの人が書いていて、これも象だなあ。ともかくでかい。密度が薄いんだか濃いんだか。謎が多い。

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