ことわざから出会う心理学

  • ミネルヴァ書房 (2022年7月4日発売)
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本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784623092543

作品紹介・あらすじ

人間の叡智がつまった「ことわざ」。
「出る杭は打たれる」「灯台下暗し」「鰯の頭も信心から」など、
一度は耳にしたことのあることわざは果たして本当なのか?
――本書ではその実際に迫るべく、人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する。豊富な図表と解説で心理学に親しむことができる「心理学入門書」として、また「明日、誰かに話したくなる雑学書」として活用いただける一冊。
さぁ、ことわざから出会う心理学講義のはじまり、はじまり…。

感想・レビュー・書評

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  • 8つのことわざでそれを契機として心理学の理論と実験を紹介した本である。これらのことわざが十分理解されるのは大人であろうが、大学生にも理解できるように辞書での説明が引用されていることが丁寧である。
     心理学の入門書として適切であり、教員養成系大学の学生の最初の心理学の教科書として十分に使えて面白いテキストとなるであろう。

  • 福島医大蔵書検索
    https://www-lib.fmu.ac.jp/opac/ja/search?searchmode=complex&target=local&isbn=9784623092543

    「朱に交われば赤くなる」、「灯台下暗し」など一度は聞いたことがあるような「ことわざ」は本当なのか?長年心理学者として研究してきた編著者がさまざまなことわざをもとに話をわかりやすく展開しており、理解しやすい内容となっています。心理学に触れる第一歩として適している本だと思います。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/774097

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著者プロフィール

1934年 兵庫県西宮市生まれ。
Ph.D.,文学博士、関西学院大学名誉教授。
1957年 関西学院大学文学部心理学科卒業、同大学院博士課程を経て、
1963年 米アイオワ大学大学院卒業。
関西学院大学専任講師、助教授、教授を歴任。
1997-2002年関西学院大学学長、2004-2010年広島女学院大学学長。
専門:学習、動機づけ・情動の心理学。
『恐怖と不安』 誠信書房、『学習の心理学』培風館、W. ジェームス『心理学』(訳)岩波文庫(上・下)、『ことわざと心理学』有斐閣 他

「2019年 『上ケ原キャンパスあれこれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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