よくわかる国際政治 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)

  • ミネルヴァ書房 (2021年11月22日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784623092697

作品紹介・あらすじ

本書は、不可欠な基礎理論をしっかりと押さえ、現代の国際政治の現状を読み解き、展開を見据えるため、地域、非国家アクター、平和構築、人権、環境やエネルギーそして経済など、主要な分野とイシューを網羅。わかりやすい解説に加え、充実した用語解説とクロスリファレンスを整えた。パワーポリティクス的な動きが増えつつある現代の国際政治を理解する必携のテキスト。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  安定の「よくわかる」シリーズ。歴史、理論などの基礎、国際安全保障、国際政治経済、各地域の課題と日本の課題、と万遍なく網羅。
     安全保障や東アジアの問題など自分に予備知識がある箇所は復習として読む。逆に経済やエネルギーなどは、門外漢の自分にも分かりやすい記述でありがたい。2021年秋刊行なのでウクライナ戦争はカバーしていないが、本書が提示した視角から見ると、この戦争の原因は個人・国家・国際システムのどのレベルだろうかと漠然と考えた。

  • 教科書なので、読み味にはかける。
    どういった理論があるのかを知ることと、その著者と本を知るのに適している。
    抽象的なことが多く、国際政治の具体例を知らない自分にはひっかかる部分が少なく、具体例を先に知るべきと思った。

  • 東2法経図・6F開架:319A/H72y//K

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

筑波大学大学院社会科学研究科満期退学(法学博士)、在オーストリア日本大使館政務班専門調査員、山梨学院大学法学部助教授を経て、現在、防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授。
専門分野:ヨーロッパ安全保障、ヨーロッパ国際政治史
主な著作:『ユーラシアの紛争と平和』(共編著、明石書店、2008年)、『冷戦後のNATO――“ハイブリッド同盟”への挑戦』(共編著、ミネルヴァ書房、2012年)、『現代ヨーロッパの安全保障――ポスト2014:パワーバランスの構図を読む』(編著、ミネルヴァ書房、2019年)、『よくわかる国際政治』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)、「NATO創設70年――錯綜するヨーロッパ加盟国の思惑」(『世界』2019年6月号、岩波書店)、「NATOの変貌とエスカレーション・リスク」(『世界』〔臨時増刊ウクライナ侵略戦争〕岩波書店、2022年4月)。

「2023年 『NATO(北大西洋条約機構)を知るための71章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

広瀬佳一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×