中国文学をつまみ食い 『詩経』から『三体』まで (4) (シリーズ・世界の文学をひらく)
- ミネルヴァ書房 (2022年2月14日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784623092833
作品紹介・あらすじ
「美味なり! 中国文学!!」
読者のみなさんに、その感動と驚きを体験してほしい。
第1部の「主菜(メインディッシュ)」では、いく千年にもわたる膨大な作品の山から72の項目を厳選し、そのおいしいところを、見開き2頁で解説。第2部の「小吃(スナック)」では、ユニークな視点や切り口から、中国文学の多様な味わい方を提案する。
世界のさまざまな文化圏によって発見され、賞味され、影響を与えてきた中国文学の広がりを、存分に味わえる刺激的なガイドブック。
感想・レビュー・書評
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私が中国文学に興味を持つようになったのは、たぶん井波律子先生の『書物の愉しみ』を読んでからだったと思う。その後、華文ミステリとSFの面白さに度肝を抜かれ、そして『源氏物語』からの漢詩、今は古代、古風の耽美小説にハマっている。
とはいえ、中国文学といえば私がパッと頭に浮かぶのは『三国志』『水滸伝』『史記』『西遊記』なのだが、実はどれも読んだことがない……
また今、興味があるのは先にあげた耽美小説の影響で中国神話や先秦・漢魏六朝時代の歴史や文学、唐詩。
そしてタイトルさえ知らない文学のなかに、まだ出会っていない面白い本があるはずだということもわかっている。ああ、勿体ない。
そんな私に「そそられたものから、どうぞ」と中国文学が紹介された本書はありがたい。
第Ⅰ部は「主菜ーー作者と作品」。作者もしくは作品の紹介をおおむね古いほうから並べ、見開き(2ページ)でまとめている。先秦・漢魏六朝『詩経』から始まり1949年以降『頼声川』(台湾の演劇)まで72作品を紹介。
第Ⅱ部は「小吃ーー中国文学への多様なアプローチ」として、中国の文学全体を「ある視点」で見たらどう見えるのか、「ある切り口」で切ったらどのような断面が浮かび出てくるのか、さまざまな読み方が提案されている。「さまざまなジャンルと形態」では華文ミステリやSFについても記されている。
まずはやっぱり興味のある先秦・漢魏六朝時代の「楚辞」『捜神記』『世説新語』「陶淵明」『列子』、隋・唐・宋時代の「唐宋の伝奇と志怪」「李白・杜甫」「白居易」で紹介された作品や作者のものを読みたい。
それから元・明・清時代の『西遊記』『封神演義』『聊斎志異』だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1部の「主菜」では、いく千年にもわたる膨大な作品の山から72の項目を厳選し、そのおいしいところを、見開き2頁で解説。第2部の「小吃」では、ユニークな視点や切り口から、中国文学の多様な味わい方を提案する。(e-honより)
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●タイトルにあるように、前半は膨大な量の中国文学から72作品を厳選して、見開き2ページで解説している。さらに後半は中国文学への多様なアプローチとして、さまざまなジャンルなども紹介している。なかなか読み応えのある本だった。
