藤原純友 南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す (ミネルヴァ日本評伝選)

  • ミネルヴァ書房 (2022年7月10日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784623094479

感想・レビュー・書評

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  • 平将門と同時期に瀬戸内海で乱を起こした首魁の評伝。限られた史料を駆使して乱の経過を明らかにすると共に、将門の乱とも共通する社会的背景や一族関係にも言及されている。近世にいたる伝承の系譜も興味深いものがあった。

  • 承平年間の純友は海賊を鎮圧する側から止む無く
    反乱を起こすことになった事の理解が必要
    本書の最終章に純友伝承が詳細に語られているが
    各地域でどんな背景で伝承が生まれたかを詳らか
    にする事で地域の歴史認識や伝達の有様を理解で
    きるのだろうな(´・ω・`)
    朝敵純友を祖先に組み込もうとする、祭神とする
    神社創建するのは何故なのかな

    藤原純友が大宰府を陥落させたのはすげえと思う

  • 平将門との比較(似ている点、異なる点)にかなりページを割いている。
    背景も丁寧に拾っているので、史料は限られていても純友の人物や乱の経緯がわかりやすく考えられている。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/234/K

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著者プロフィール

愛媛大学名誉教授

「2022年 『藤原純友』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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