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- 本 ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623096237
作品紹介・あらすじ
今、必要なのは、批評である。批評は、「近代システム」に違和感をもち、密着することを拒否しながら、それでもなお刻印される時代の証言である。描くべきは、この居場所のなさ、不確実性に耐える言葉の立ち姿である――。
気鋭の批評家がその新生面を開き、文学にとって「近代」とは何かを問う。安吾、漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、そして江藤淳。知の巨人たちとの対話と格闘の軌跡。新しい批評の誕生!
感想・レビュー・書評
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ミネルヴァ書房から公開されている「序に代えて」を早速読んでみた。
「アイデンティティ」「閉塞感」「砂粒化」「大衆の生活感覚」など、いつもの先崎先生節が健在。
昨年読んだばかりのドストエフスキー『地下室の手記』がフォーカスされていたのは、嬉しい偶然だった。
刊行を楽しみに待ちたい。
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著者プロフィール
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