『ロッチと子羊』で学ぶ 中高生のための哲学入門 君のお悩み、哲学プラクティスで解決します。

  • ミネルヴァ書房 (2023年12月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784623097111

作品紹介・あらすじ

「嫌われるのが怖くて発言できない」「将来の夢が見つからない」。友だちとの関係をはじめ、部活動や勉強、自分の生き方に悩む中高生のために、NHK Eテレの人気相談番組『ロッチと子羊』が書籍になりました。
巻頭を飾るのはロッチのお二人と、番組で指南役を務める小川仁志先生の鼎談「哲学は楽しい!」。続いて、世界の「お役立ち哲学」をヒントに、15の「哲学プラクティス+ワーク」でお悩みを解決します。哲学は役立つ!

感想・レビュー・書評

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  • 100/オ

  • NHKで放送した「ロッチと哲学」を元に中高生の悩みを哲学的に解決する!をコンセプトにした本。
    悩みとしては親友との距離や嫌われるのが怖くて発言できない、なども大人も当てはまる悩みも多い。それに対し、一般的な答えではなく、哲学者の考えを借りながら「こうやって考えてみるのはどう?」と優しく提案してくれる。
    ヘーゲルやパスカルなど世界史で習うような有名な哲学者の知恵もあれば、マーク・トゥエインなど思想家、本業が哲学者では無い方の意見も取り入れていて面白い。個人的には日本にも哲学者が何人もいる、ということに今まで意識が無かったため、今回この本でそういった人の考えがわかり勉強になった。
    また、各質問の答えには「哲学プラクティス」として例題がついているので自分事として考えることができた。

    文章の合間に挟まれるイラストもポップで温かみがあり可愛い。ロッチの2人や番組制作班のインタビューもあり、番組に対する熱意が伝わってくる。生きることに対する本作の回答は哲学的視点を持ったこの本ならではだと思うので、ぜひ最後まで読むことをおすすめしたい。

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著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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