北条時頼 誤りて征夷の権を執る (ミネルヴァ日本評伝選)

  • ミネルヴァ書房 (2024年4月10日発売)
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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784623097289

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉時代は難しい、父親時氏・兄経時の早逝で
    図らずも執権の地位についた時頼、自分の事を
    「誤りて征夷の権を執る」と自嘲気味に評する
    大政治家で祖父の泰時が無くなり、本来将軍に
    帰するべき「権」を周囲の者が振るいたくなる
    宮騒動と続く宝治合戦で幕府の重鎮を大鉈で切
    り弱体化・・・せずに時頼は蘭渓道隆や兀庵普
    寧相手に修行を深めていく、不穏な情勢からの
    幕府体制強化に成功する要素は、親しく交流を
    する性格なのだろうか、廻国伝説共々不思議な
    執権である

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/253/K

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著者プロフィール

筑波大学名誉教授

「2015年 『山名宗全 金吾は鞍馬毘沙門の化身なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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