『韓非子』入門

  • ミネルヴァ書房 (2024年9月9日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784623097586

作品紹介・あらすじ

始皇帝が惚れ込んだ韓非の思想とは。
臣下を統御する「術」、賞罰の基準である「法」、権力の淵源となる「勢」。中国の中央集権的な国家体制の根幹を成す韓非の思想を、説話による説得術に注目しながら解説する。

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  • 東2法経図・6F開架:124.5A/W46k//K

  • 投票フォーム【哲学・歴史・地理】No.2

  • 序 章 説話を用いた説得術
       説話を用いる
       矛 盾

    第一章 戦国の七雄と諸子百家
       戦国の七雄
       魏の覇権
       斉と燕
       趙と楚
       合従策
       三晉の平定
       荊軻と燕の滅亡
       六国平定

    第二章 韓非と『韓非子』
       司馬遷と『史記』
       『史記』の特徴
       韓の興亡
       韓の公子
       李斯に敗れる
       『韓非子』の諸篇

    第三章 君主に用いられるには
       「仲父」呂不韋
       母の反乱
       形名参同
       和氏の璧
       呉起と商鞅
       逆 鱗

    第四章 道と君主
       法を尊ぶ理由
       荀子の礼
       君主は道
       老子の道
       絶対権力の行使方法
       信賞必罰

    第五章 国を蝕む五蠹
       孔子と儒家
       墨子と兼愛
       孟子の性善説
       易姓革命論
       国を蝕む五蠹
       儒家・墨家批判
       正直とは何か

    第六章 臣下を統御する「術」
       術と申不害
       七 術
       六 微

    第七章 賞罰の基準である「法」
       基準としての法
       商鞅の変法
       申不害の統  
       知りやすく行いやすい
       みだりに変更しない  
       威嚇効果
       賞より刑に

    第八章 権力の淵源となる「勢」
       勢と慎到
       虎に翼をつける
       勢とは馬
       人の設けた勢
       凡庸な君主のために
       慎到の勢
       勢の用い方
       勢の重要性

    終 章 韓非を継ぐもの
       秦 律
       黄老と法
       儒教と法

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著者プロフィール

早稲田大学教授

「2018年 『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2019年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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