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本 ・本 (386ページ) / ISBN・EAN: 9784623097814
作品紹介・あらすじ
書家であり思想家でもある石川九楊。その生涯はいかなるものだったのか。幼少期の書との出会い、大学での時代・社会との終わりなき闘い。そのなかでの恋愛・結婚、会社員と書家との二重生活、そして東京根岸へ……。書家としての表現の模索と超克、〈書く〉ことを〈筆蝕〉の芸術と位置付けた思想家の苦悩と葛藤、さらには多くの人たちとの「出会い・ふれあい・別れ」。戦後の泡沫のような時代を生き、今なお闘い続けるその人生を余すところなく描く。
感想・レビュー・書評
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石川九楊大全を上野で見て気になってて、本も何冊か読んだんだけど、自伝も出したと知って読んでみた。
終戦の年に疎開先の福井で生まれ、京大では学生運動というのかな、左翼として活動して、その後企業にも勤めて疎外された労働をし、独立して書家として活躍していく過程。途中の政治思想とかが相容れないので自信満々の言い切りとか気にはなるけど。でも天皇がイギリスの葬式に参列して自壊したという主張とか確かになと思う。奥さんへの愛が素敵。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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