認識と関心

  • 未來社 (2001年5月25日発売)
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  • 本 ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624010553

作品紹介・あらすじ

現代の代表的思想家ハーバーマスの中期の主著の一つ。哲学的・社会的認識と人間の関心の相関をカント、ヘーゲル、マルクスを批判しつつ社会理論として哲学的に体系づけた大著。

目次
序  文

第一章 認識批判の危機
  第一節 ヘーゲルのカント批判
      ──認識理論の徹底化あるいは止揚──
  第二節 ヘーゲルに対するマルクスのメタ批判
      ──社会的労働による綜合──
  第三節 社会理論としての認識理論の考案

第二章 実証主義、プラグマティズム、歴史主義
  第四節 コントとマッハ
      ──古い実証主義の志向──
  第五節 チャールズ・サンダース・パースの研究論理学
      ──言語論理学的に復活される普遍実在論のアポリア──
  第六節 自然科学の自己反省
      ──プラグマティズム的意味批判──
  第七節 ディルタイの表現理解の理論
      ──自我の同一性と言語によるコミュニケーション──
  第八節 精神科学の自己反省
      ──歴史主義的意味批判──

第三章 認識と関心の統一としての批判
  第九節 理性と関心
      ──カントとフィヒテへの回顧──
  第一〇節 科学としての自己反省
      ──フロイトの精神分析学的意味批判──
  第一一節 メタ心理学の科学主義的自己誤解
      ──一般的解釈の論理について──
  第一二節

感想・レビュー・書評

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  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(佐藤優選)12
    宗教・哲学についての知識で、人間の本質を探究する
    『岩波哲学・思想事典』をそばに置いて、わからない術語について辞典を引きながら50頁くらいまでをていねいに読めば、後は自ずから理解できるようになる。

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