コミュニケイション的行為の理論 上

制作 : 河上 倫逸 
  • 未来社
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本棚登録 : 95
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624010751

感想・レビュー・書評

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  • 「読書百遍意自ずから通ず」とゼミ掲示板に先生から激励の言葉。

    そう、まったくわからん。
    どうやら社会学の基本概念をより厳密にして、正確な区分をし、コミュニケイション的行為の理論(正当な了解を目指す理論?)的完成を目指すというのが話の趣旨。合理性の合理性を問う。そんなかんじ?
    前に読んだクラウス・オッフェの『後期資本制社会システム』。あれも全く歯が立たなかった。哲学辞書片手に1ページ5時間とか本当に費やしたことも!たしか3週間くらいかけて1章読み終えたんだっけな。ただ膨大な時間をかけただけあって、何を言っているのかという理解には近づけたように思う。
    先生にその苦労話をしたところ「そうだろうねぇ。でも通読する価値はあるよあれは。」という言葉をもらった。「通読する価値」、まだその段階。理解してやろうなって僕には100年早い。「読書百遍意自ずから通ず」、人生は長い。
    今回はその精神で、わかんなくてもよいからゴリゴリ読み押す戦略をとった。やっぱりわからん。でも、何か違った角度で本を読めたという感覚がある。地図に置き換えて言えば、今までは鼻の先がつくぐらいの距離で地図を見ていたのが、全体をみてやろうという姿勢になった。地図の詳細はわからないけど、何がどこにあるのかぐらいなら分かる。分かる、というよりか、そういう「わかり方」があったのか、という感じ。
    もしかしたら、コミュニケイション的行為の理論って、こんなふうに理解の仕方の距離・角度を考慮する理論であるかも。
    (ちなみに『後期資本制社会システム』は通読してない!)

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