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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784624011437
作品紹介・あらすじ
ヘーゲルの弁証法を批判的に摂取、マルクス主義にはじめて主体性の問題を提起したルカーチの代表作で、第二インター批判を通じて新しいプロレタリア革命を階級意識に求めた。
目次
凡例
物象化とプロレタリアートの意識
問題の提起
第一章 物象化の現象
一 経済の物象化
二 政治の物象化
三 イデオロギーの物象化
第二章 ブルジョワ思想の二律背反
一 認識原理の二律背反
二 実践原理の二律背反
三 芸術原理の二律背反
四 矛盾の弁証法的克服-歴史的生成の立場
第三章 プロレタリアートの立場
一 直接性と媒介
二 量と質
三 固定化と過程化
四 経験的事実と発展的傾向
五 相対主義と歴史の弁証法
六 理論の実践への転化
階級意識
問題の提起
一 階級意識とはなにか
二 前資本主義社会と資本主義社会における階級意識
三 ブルジョワジーと小ブルジョワジーの階級意識
四 俗流マルクス主義者の階級意識
五 プロレタリアートの階級意識
訳者あとがき
原語対照表(巻末)
感想・レビュー・書評
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著者自身、日本語に翻訳しないでくれと言ったそうだ。私にとっては戯言に過ぎない、マルクス主義形而上学とでも名付けたい位だ。全く、ルカーチ氏の頭はどうなっているのかと思う。マルクス主義哲学を垣間見たい人は読んでみる価値はあると思う。
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高校の時にどっぷりマルクスにはまっていたなごりです。マルクス以後のマルクス主義について。
でも社会主義のすべてが間違ってるわけじゃないと思うのはまだわたくしがピンクいってことなんですかね。
色々批判もあると思いますが勉強したことない、読んだことない人がとやかくゆうな!と思います。なので読んでみてくださいなー