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- 本 ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784624011475
作品紹介・あらすじ
四度にわたる来日の折に、京都を中心に各地で行った講演を収録する。ポスト冷戦、グローバリゼーションの状況下での市民社会のヴィジョンを展開。ロールズ「正義論」への批判的検討、民主政理解のオルタナティヴと「協議政治」の概念について等。
目次
編訳者まえがき
第1章 異文化間の相互理解──東洋と西洋
第2章 歴史意識とポスト・伝統的アイデンティティ──ドイツ連邦共和国の西欧志向
第3章 西欧工業化社会における社会国家的妥協のモデル
第4章 惨禍から何を学ぶのか──短き二〇世紀を顧みて
第5章 公共的な理性使用による宥和──ジョン・ロールズ『政治的リベラリズム』の批判的検討
第6章 民主政の三つの規範モデル──協議政治の概念について
法制化をめぐる問題と民主政論の展開──ハーバーマス「民主政の三つの規範モデル」によせて 飯野靖夫
初めてのスタルンベルクで 河上倫逸
感想・レビュー・書評
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口語で書かれているのが第1章だけで、日本に関わりのある内容もその1章だけ。そして、第2章はコペンハーゲンでの講演。これは本当に京都講演集なのでしょうか?
第1章は開演の挨拶。「今後数日間で意見の交換を」と書かれていたはずですが、第2章がそれより6年も前のコペンハーゲンの講演。なぜ。
個々の内容は勿論よいものですし、河上倫逸先生の訳はハーバーマスのなかでも読みやすいです。しかし、章立てには最後まで納得できませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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