ハンナ・アーレントとフェミニズム: フェミニストはアーレントをどう理解したか

  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624011574

作品紹介・あらすじ

アーレントは、フェミニスト理論にとっていったいいかなる今日性/関連性を持ち得ているのだろうか。ホーニッグ、ディーツ、ピトキン、ベンハビブ、カプラン、ディッシュら気鋭のフェミニストが「フェミニズムにおけるアーレント問題」に焦点を当て、身体、セクシュアリティ、アイデンティティ、欲望、差異、そして政治そのものに必要な諸条件を再考しようとする、刺激的な論集。

目次


日本の読者のみなさんへ                 ボニー・ホーニッグ

日本語版序文                      ボニー・ホーニッグ

第1章 フェミニストによるハンナ・アーレント理解
                          メアリー・G・ディーツ

  ハンナ・アーレントのジェンダー化
  男根中心的なアーレント
  女性中心的なアーレント
  ジェンダーの二項対立の図式を克服すること
  アーレントの政治を(脱)ジェンダー化すること
  実存的に語ること

第2章 画一主義(コンフォーミズム)、家政、そしてブラッブの襲撃
     ──ハンナ・アーレントにおける社会的なるものという概念の起源
                       ハンナ・フェニケル・ピトキン

  『人間の条件』における社会的なるものの概念
  『ラーエル・ファルンハーゲン』における『社会』
  社会的なるものの伝記における起源
  ニューヨーク論文における「社会」
  結論:母であるブラッブ

第3章 パーリアと彼女の影
     ──ハンナ・アーレントによるラーエル・ファルンハーゲンの伝記
              ィッシュ

 本訳書について(岡野八代)
 あとがきにかえて(志水紀代子)
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  • 【経路】江ノ島B2/ホ/ 和光311.234//12 2F

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