共生のための技術哲学 「ユニバーサルデザイン」という思想 (UTCP叢書)

  • 未来社 (2006年12月1日発売)
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本 ・本 (218ページ) / ISBN・EAN: 9784624011734

作品紹介・あらすじ

〔UTCP叢書〕現代社会において科学技術の問題はいまや不可欠の課題であり、それが現代生活環境にたいして提供する多様性や豊かさはあらためて批判と検討に付される必要がある。バリアフリー、ユニバーサルデザインといった弱者の視点も取り入れた社会全体のデザイン化は、街づくりや建築などの現場で現実的な諸問題を提示している。人間がよりよく生きるための技術論を哲学的・社会哲学的・文化論的に考察する論文集。

目次

はじめに…………村田純一

序章 共生のための技術哲学…………村田純一

第1部 社会構成主義の可能性

第1章 社会構成主義と技術文化の民主化――予防原則の役割
     …………ウィーベ・バイカー(夏目賢一訳)
第2章 社会構成主義と人工物の権力論…………藤垣裕子

第2部 ユニバーサルデザインとは何か

第3章 ユニバーサル・デザインについて…………川内美彦
第4章 社会批判としてのユニバーサルデザイン
     ──または福祉社会のための科学技術批判について…………木原英逸
第5章 アクセシビリティはユニバーサルデザインと支援技術の
     共同作業により実現する…………石川 准
第6章 “万人のための社会”をデザインする
     ──特別支援教育、支援テクノロジー、ユニバーサルデザイン…………河野哲也

第3部 「ユニバーサルデザイン」の哲学

第7章 技術を構想する権利はあるのだろうか?
     …………ラングドン・ウィナー(柴田 崇訳)
第8章 「参加」のデザイン――ユニバーサルな社会のために…………中村征

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著者プロフィール

1948年生まれ. 専攻, 現象学, 知覚論, 科学哲学. 現在, 立正大学文学部哲学科教授, 東京大学名誉教授. 著書 : 『知覚と生活世界──知の現象学的理論』(東京大学出版会, 1995), 『色彩の哲学』『「わたし」を探険する』(岩波書店, 2002, 2007)ほか.

「2019年 『味わいの現象学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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