脱成長(ダウンシフト)のとき: 人間らしい時間をとりもどすために

  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624011918

作品紹介・あらすじ

より豊かな生活を求めて「経済成長」を続けてきた現代社会。しかし、行き過ぎた経済開発は自然環境を破壊し、より多く働くことを強制づける資本主義によって人びとの生活時間も労働に圧迫されつつある。このまま「経済成長」を維持することはできるのだろうか。仮に続けられるとして、それが未来のためになるのだろうか。
 人間としての豊かな生活とは何か。「脱成長」の旗手ラトゥーシュとアルパジェスが「脱成長」のエッセンスを解説し、「成長」からの決別を説く。

感想・レビュー・書評

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  • 「脱成長論」のラトゥーシュの入門にはいいと思います。原発なんていらないよね、ぐらいの時点までいったん退却するのも悪くないと思うのですが・・ 隙あらば抜け駆けを狙う新自由主義全盛の時代には難しいですかね。退却によって損害を受ける人もいるでしょうし。人々が退却を始めてbloody capitalismが成り立たなくなったら今度はファシズムの嵐が吹き荒れて・・ってのも最悪だし・・

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著者プロフィール

1940年生まれ。フランスを代表する経済哲学者・思想家。パリ南大学(オルセー)名誉教授。著書に『経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』、『〈脱成長〉は、世界を変えられるか?――贈与・幸福・自律の新たな社会へ』、『脱成長(ダウンシフト)のとき――人間らしい時間をとりもどすために』などがある。

「2020年 『脱成長』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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