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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784624300395
作品紹介・あらすじ
ヒトラー登場の露払いとしての思想的役割をはたした有名論文。ワイマール民主制への強引な批判は公法学者シュミットの面目躍如たるものがある。
感想・レビュー・書評
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小樽商科大学附属図書館電子ブックへのリンク
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1932年にカール・シュミットが公にしたヴァイマル憲法批判の論文。ヴァイマル憲法の第2編によって議会制民主主義の根底にある機能主義的中立性が放棄され、憲法第48条に基づく大統領の独裁が合法化された事をもって議会制民主主義の破産を宣告している。これをシュミットによる議会制民主主義一般に対する攻撃と捉えるのはいかがなものか。むしろ、現代議会主義がその精神を失いつつあることに対する診断と受け止めるべきではないのか。いずれにしろ、この論文もまた今日でも思考を促す内容となっている。
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