- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784624301194
作品紹介・あらすじ
20世紀初頭のイギリスにおいて心理学的方法を用いて大衆の非合理的政治行動を分析した現代政治学の祖・ウォーラス。その方法論ばかりが注目されてきた泰斗の歴史・哲学観、世界大戦をめぐる国際政治論、フェビアン社会主義運動との関係と決裂を膨大な論攷・講義録・書簡より読み解き、個人を疎外する〈巨大社会〉に抗するために彼が描いた、来たるべき〈共同体〉の姿を明らかにする。
20世紀初頭のイギリスにおいて心理学的方法を用いて大衆の非合理的政治行動を分析した現代政治学の祖・ウォーラス。その方法論ばかりが注目されてきた泰斗の歴史・哲学観、世界大戦をめぐる国際政治論、フェビアン社会主義運動との関係と決裂を膨大な論攷・講義録・書簡より読み解き、個人を疎外する〈巨大社会〉に抗するために彼が描いた、来たるべき〈共同体〉の姿を明らかにする。