朝鮮人強制連行の記録

  • 未来社 (1965年1月1日発売)
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本 ・本 (334ページ) / ISBN・EAN: 9784624410032

作品紹介・あらすじ

私たちはかりにヒロシマを忘れても朝鮮を忘れてはならない。なぜなら、それは被害の記録ではなく、加害の記録だから。本書は、連行され虐殺された朝鮮人の血と告発の記録である。

目次
まえがき

序 帝国主義と民族の問題

一 祖国を奪われ日本へ(1910~38年)

 1 故郷を追われて日本に渡航
 2 在日朝鮮人の生活状態
 3 在日朝鮮人に対する迫害

二 強制連行(1939~45年)

 1 強制連行政策
 2 強制連行状況と労務管理
 3 強制的な訓練状況
 4 逃亡の続出と弾圧政策
 5 死傷状況と遺骨問題
 6 無責任な日本政府
 7 むすび

三 体験者は語る

四 いまだに残されている爪あと

 1 ひどい虐待で自殺者まで出た日立鉱山・常磐炭鉱
 2 飢えと酷寒の中で虐殺
 3 ビル建設と軍需産業に酷使
 4 地下工場建設に多数動員され生死も不明
 5 軍人・軍属として多数動員され犠牲にされて放りださる
 6 最も虐待され、最も死亡率の高かった北海道炭鉱
 7 最も多くの朝鮮人が連行され、遺骨の散在する九州炭鉱
 8 現在も屍体埋まる花岡鉱山および岩手虐殺事件
 9 信濃川発電所虐殺事件と多数の屍体が海底に埋まる宇部炭鉱

五 資料

 1 信濃川水力発電所虐殺事件
 2 関東大震災時の虐殺見聞記
 3 岩手県大船渡線工事虐殺事件
 4 朝鮮人徴用労働者の労務管理
 5 朝鮮にたいする日本帝国主義の罪悪行為について
 6 

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