グラン=ギニョル―恐怖の劇場

  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624700652

感想・レビュー・書評

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  • 久っ々~の再々読(?)ぐらい。
    19世紀末から20世紀半ばまで、パリで大衆演劇を上演した
    グラン=ギニョル劇場の歴史を概観する一冊
    ……といっても、かなり散文的で、
    面白いけど読みづらい、って感じですけど、
    そこは、まあ、グッと堪えて(笑)
    この劇場、そして、
    その芝居が一番ウケていた時代の座付き劇作家、
    アンドレ・ド・ロルドの人となりに紙幅が割かれていますが、
    舞台写真等、図版が豊富なのが嬉しい。
    訳者あとがきに曰く(↓ザックリ端折った大意です↓)
    イギリスではドラキュラやフランケンシュタインが誕生したが、
    フランスには、そういうモンスターは生まれなかった、
    代わりと言っては何だが、狂気だの伝染病だの流血沙汰だのが
    怖い話のモチーフとなったわけだが、
    大正末期~昭和初期にかけての江戸川乱歩の猟奇小説が、
    ちょうど二重写しになるかのようだ……と。
    個人的には、舞台芸術っていうのは、映画より一層、
    観る側がそれを虚構と割り切って眺めるものなので、
    極度にバカバカしかったりシュールだったりしても、
    最後にカタルシスが得られれば
    いいんじゃないかって思うんですけど、
    今日(こんにち)grand-guignolesque(グラン=ギニョル風の)
    という表現は「荒唐無稽な」とか
    「ハッタリ三昧」みたいなニュアンスで、
    決して褒め言葉として用いられるものではないそうです。
    でも、やっぱりこういうの好き♪

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