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本 ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784624924027
作品紹介・あらすじ
一 日本列島にみる中央と地方
1 衰微する地方の町
2 離島の悲運
3 中央集権の基盤
4 地方文化の薄さ
5 武士の行方と明治の政治
6 出稼ぎの価値
7 国内植民地
8 文化の不動化
9 人材待望
一〇 地方自主経済確立へ
二 島の暮らしと出稼ぎ――周防大島の場合――
三 農村文化と都市文化
四 農民不安の根元――風にそよぐ葦――
五 僻地性解消のために
六 社会開発の諸問題
七 民衆の生活と放送
八 戦争体験を生かす道
九 現代生活における住意識
一〇 中国山地の過去と将来
一一 広島県境地域の現状と問題点
あとがき
感想・レビュー・書評
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豊富なフィールドワークの経験に基づく有用な知見を語ってくれてると思ったらただの酒場談義でした
この人はこんな考え方の人です、以外の何の価値も読者にもたらさない稀有な本だし、頭の悪さが垣間見えて、肝心のフィールドワークの方にも疑問符がついてくるようになった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「日本の中央と地方」
40数年前に書かれた本です。内容はもう少し古い年代のようです。たまに活字が横向いていたりして。
山間地や離島の僻地性解消のための、方策が述べられています。結論としては、新生活運動による住民意識の改革と、とにかく車の通れる道を着ける、ことに重点が置かれてたと思います。
新生活運動、とはよくわかりませんでした。名張毒ぶどう酒事件もこの集まりだった、との言及がありました。
道路については、本州と四国が3本の橋で繋がってることを知ったら、宮本さんもさぞ驚かれることでしょう。
著者プロフィール
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