イプセン戯曲全集 4 (4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624931049

作品紹介・あらすじ

人形の家/幽霊/人民の敵/野鴨/ロスメルスホルム/付・作品解決本巻と第5巻には、イプセンの代表作が収録される。イプセンの名を世界的なものにした「人形の家」をはじめ、「幽霊」、「人民の敵」、「野鴨」等のいわゆる社会劇に、象徴主義的色彩も帯びる「ロスメルスホルム」。

感想・レビュー・書評

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  • 近代演劇の父イプセン『ロスメルスホルム』を読む。
    舞台で演じられる劇を想像しながら読んで楽しんだ。
    服従と秩序、我が家(我が国)の伝統VS自由、解放、民主主義
    最後のマダム・ヘルセットの台詞「亡くなった奥さまが二人を引きずりこんだんだわ。」 シェイクスピアの劇にありそうな結末

  • 女性の権利など社会的テーマを扱ったことは、当時としてはセンセーショナルな劇だったのだろう。支え合っていたはずの登場人物たちが食い違っていく様はリアルで面白い。

  • 全国大学ビブリオバトル2016の地区予選にて文庫『人形の家』(新潮?主人公"ノラ"の訳)が紹介された。チャンプ本ならず。開催後の附属図書館にて。

    戯曲はシェイクスピアぐらいしか読んだことがなかったが、舞台が動かないため演技指定が少なく、小説として読みやすい。1879にこれだけ現代に近い女性像を描いているのは面白い。現代のお茶の間に受けるには展開に一味足りないが、人物造形は現代でも通用するのだと思う。セリフは素直でわかりやすい。英語版も探して一緒に読みたくなった。

    人形の家 しか読んでないが、返却する。

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