未完のポリフォニー バフチンとロシア・アヴァンギャルド (ポイエーシス叢書 2)

  • 未來社 (1990年1月1日発売)
4.20
  • (3)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784624932022

作品紹介・あらすじ

現代ロシア文学・思想の研究者による二十世紀ロシア文化・思想の知のパノラマ的見取り図の提示であり、現代思想への架橋を試みる論文集。

目次
I バフチン
奪冠ではなく無冠を──バフチン再考
未完のポリフォニー
生きた「言葉」と死せる「言語」──バフチンと「スターリン主義」
キムジハとバフチン──広場の詩学
II ロシア・アヴァンギャルド
『爆』第二版のための覚書
ロシア・アヴァンギャルドと民衆文化──メイエルホルドを中心として
サーカスとアヴァンギャルド演劇──ロシアの場合
「虚構」ではなく「事実」を!──トレチヤコフ論序説
ソ連民衆演劇運動の実験──20年代の〈トラム〉をめぐって
民衆的想像力の空間──ロシアの民衆版画をめぐって
III 記号論・詩学・言語学
ボガトゥイリョフの記号論
「場」の記憶の復権
アヴァンギャルドの記憶──ボガトゥイリョフの民衆演劇論
芸術の記号論に向けて──モスクワ・プラハ時代のヤーコブソン
〈記憶〉のポエチカ──リハチョフについて
イヴァノフの記号論が孕むもの
カザン学派──ボドゥアン・ド・クルトネとソシュール
あとがき

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とりあえず、バフチンの章だけ。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

日本のエンブレム研究者 ロシア文学

「2013年 『エンブレムの宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桑野隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×