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本 ・本 (396ページ) / ISBN・EAN: 9784624932305
作品紹介・あらすじ
批判的合理主義の巨人の思想をコンパクトに示した16の講演・エッセイ集。知識について、歴史について、その他の主題をめぐるポパー思想の形成と発展を如実に示す思想的自伝。
目次
まえがきとしての要約
第一部 知識について
第一章…知識と実在の形成──よりよき世界を求めて
第二章…知と無知について
第三章…いわゆる知の源泉について
第四章…科学と批判
第五章…社会科学の論理
第六章…大言壮語に抗して(もともと公開するつもりのなかった一通の手紙)
第二部 歴史について
第七章…書物と思想、ヨーロッパ最初の本
第八章…文化の衝突について
第九章…イマヌエル・カント 啓蒙の哲学者
第一〇章…知による自己解放
第一一章…自由主義の原則に照らしてみた世論
第一二章…歴史的理解についての客観的理論
第三部 最近のものから……これやあれ、さまざまなものから摘みとられた
第一三章…わたくしは哲学をどのように見ているか(フリッツ・ヴァイスマンと最初の月旅行者からとられた)
第一四章…寛容と知的責任(クセノファネスとヴォルテールからとられた)
第一五章…西側は何を信じているか(『開かれた社会』の著者からとられた)
第一六章…科学と芸術における創造的自己批判(ベートーベンのスケッチブックからとられた)
訳者あとがき
人名
感想・レビュー・書評
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敬愛するポパーの著作。FacebookやGoogleなどのIT企業は世界の透明性を高めることを志向しているようだが、いち早くその問題に取り組んでいたのは他ならぬポパーその人である。もうひとつのキーワード「オープン化」についても「開かれた社会ー開かれた宇宙」(未来社)の対談集でコメントしている。
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【由来】
・amazonでポパーの関連本を探していて。
【期待したもの】
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【要約】
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【ノート】
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【目次】
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ポパーって素晴らしいですね。
まえがきとしての要約だけでお腹いっぱいです。 -
読むのに時間がかかりました。ポパーという人に興味があったので読んでみました。これほど上手くまとめることは俺には出来ませんが、俺が常々考えていたことが多く書かれています。考えていても実際文字に起こすとこれだけのボリュームになるんだなあと。
全てのことは仮説であるというのが一番共感を得る部分です。又、世界1、2、3について書かれている箇所がなかなか興味深いです。簡単に言えば、1は自然に存在してる部分、2は人の意識の部分、3はその意識が生み出した部分です。
知識の定義みたいなこともおもしろかったです。理解するのにちょっと時間かかりましたけど。まあ頭の埋まっていない穴が埋まる感じでいいんじゃないでしょうか。
著者プロフィール
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