滞留 (ポイエーシス叢書 45)

  • 未来社 (2000年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784624932459

作品紹介・あらすじ

ナチによる銃殺という〈死〉を偶然によって中断されたという特異な戦時体験をもとにしたモーリス・ブランショの短篇 「私の死の瞬間」 をテーマに、 無限に延期された〈死〉と死をまえに留まりつづけることとしての生とのあいだにある引き延ばされた時間、〈滞留〉することの問題を鋭い思考で問いかけなおすジャック・デリダの講演録。

目次
モーリス・ブランショ『私の死の瞬間』
ジャック・デリダ『滞留 モーリス・ブランショ』
 注
 補注 「冒頭よりも先」を読むこと あるいは 手紙=文字のなかの毒について
 訳者あとがき

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著者プロフィール

ジャック・デリダ(Jacques Derrida):1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『ヴェール』(シクスーとの共著)『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』ほか多数。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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