和歌文学大系25 竹乃里歌

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  • 明治書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625424205

作品紹介・あらすじ

不治の病に呻吟しながら、「貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に有之候」と言い放ち、「世の人は四国猿とぞ笑ふなる四国の猿の小猿ぞわれは」という自覚の下に和歌の革新を主張した正岡子規。彼が36年の余りにも短い生を終えた後には歌稿「竹乃里歌」が遺されていた。これを中心として、他の著述や書簡等により知られる作品を補った全歌集に、万葉集をはじめ、彼が批判しつつも摂取した古今以降の古典和歌にも目配りしつつ、詳注を加える。

著者プロフィール

村尾誠一
東京都生まれ、学習院大学文学部卒。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京外国語大学で長年教鞭をとり、現在名誉教授。主な著書に『中世和歌史論 新古今和歌集以後』(青簡舎/2009年)、『藤原定家(コレクション日本歌人選)』(笠間書院/2019年)など。

「2022年 『教養としての日本古典文学史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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