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- Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
- / ISBN・EAN: 9784625424205
作品紹介・あらすじ
不治の病に呻吟しながら、「貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に有之候」と言い放ち、「世の人は四国猿とぞ笑ふなる四国の猿の小猿ぞわれは」という自覚の下に和歌の革新を主張した正岡子規。彼が36年の余りにも短い生を終えた後には歌稿「竹乃里歌」が遺されていた。これを中心として、他の著述や書簡等により知られる作品を補った全歌集に、万葉集をはじめ、彼が批判しつつも摂取した古今以降の古典和歌にも目配りしつつ、詳注を加える。