十八史略 新版 (新書漢文大系 4)

林秀一 堀江忠道

• 明治書院 (2002年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[マルジ=ナ（タ）ーリアさんの感想 · 2021年7月7日]

本文（書き下し文）、解釈（日本語訳）、背景（Tips的な）の3種1セットで展開されている。私のような漢文大好き（だけど白文はちょっと..）な人にオススメ。

[すうさんの感想 · 2020年6月26日]

こうして中国の先史時代から唐までの続く王朝の交代を通史として読むと、いかに権力への飽くなき執着が人を動かすのかということをしみじみ感じさせられた。国が乱れる元は、門閥によって登用された無能な佞臣を重用することである。これは、まさに今の日本の政治状況であるとも言えよう。

[lib-yuki_eventさんの感想 · 2009年4月19日]

「史記」など中国の正史十七種と宋代の史料一種を併せた十八の史書から中国の歴史を読みもの風にまとめた通史「十八史略」はわが国にも大きな影響を与えた。読みどころを収め、書き下し文と訳、説明を付す。（TRC MARCより）

[世界史さんの感想 · 2008年9月17日]

中国史に関しては、明治書院から出てる新釈漢文大系の『蒙求』と『十八史略』を読めば、粗方の知識は付けられると思う。
ただし南宋までだけど。
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『十八史略』は、南宋時代に子供向け歴史入門書として作られたものだから、史料的価値は低くて、ちょっとアレだと思う。
日本史やるなら読むべきだろうが。

[Pole Inuzukaさんの感想 · 2006年11月17日]

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